GMC AUSTRALIAN GRAND PRIX.
2006年 MotoGP 世界選手権シリーズ 第14戦
フィリップ・アイランド(オーストラリア)〔9月17日(日) 決勝 天気 曇りのち雨〕


#56 中野真矢 〔予選2位 決勝8位 総合ランキング11位〕

金曜日の初日からいいラップタイムで走り出すことができ、土曜日の予選でも会心のアタックが決まり、2番グリッドからスタートすることになった。
決勝ではいいスタートを切りトップで1コーナーを通過、小雨が気になったが、その後もレースをリードすることができた。5,6周目くらいから雨脚が強くなり、他のライダーと同じく、ピットインしてレイン仕様のマシンに乗り換え、コースへと戻った。
ウェットでは、雨が降ったり止んだりと不安定なコンディションで、なかなかペースを上げることができず、最終的に8位でゴールした。
序盤レースをリードしていたことを考えると、8位と言う結果は残念だが、初めてのマシンを交換するという状況で、しっかりと完走できたことは良かったと思う。
そして、自分にとっても、カワサキにとっても、MotoGP でレースをリードしたのは初めてだったし、今日のレースは大きな自信になった。
このようなチャンスは、またいくらでも来ると思うし、これで次の日本GPがとても楽しみになった。
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ハラルド・エックル (カワサキ・レーシングチーム監督)

真矢は、すばらしいスタートだった。そして、難しいコンディションの中、大きく後続を引き離していった。もし、そのまのドライでレースが続いていたら、今頃表彰台のお祝いをしていただろう。
しかし、残念ながら雨が降り始め、8位でのフィニッシュとなった。しかし、今回は2人とも、このサーキットで我々の強さを終始見せ付け、そして、このコンディションの中しっかりと完走しポイントを獲得してくれたことをうれしく思うよ。
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