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2005年 MotoGP 世界選手権シリーズ 第17戦
バレンシア(スペイン)〔11月6日(日) 決勝 天気 晴れ〕


#56 中野真矢 〔予選9位 決勝11位 総合ランキング10位〕

最終戦ということで、なんとか今期ベストのリザルトを残したいと思ってスタートした。しかし、気温の低いコンディションの初日、最初のセッション中に転倒してしまい、左手の甲を強打してしまった。その後様子を見ながら走行したが、痛みが激しく思うように走れず、その後のセッションは痛み止めの注射を打ちながらの走行という、厳しいレースウィークとなってしまった。
その中でも少しでもポイントを取ろうという気持ちで決勝を走り、満足とは言えないが、何とか11位でフィニッシュし、年間ランキングトップ10をキープすることができた。
今シーズンを振り返ってみると、初戦からいいスタートを切れその後も順調に進んでいったのだが、中盤から後半にかけて思いがけないアクシデント等も続き、残念ながらシーズン前の目標には到達する事ができなかった。しかし、トップとの差は昨年と比べてかなり縮まったので、これは来年に向けてのいい材料となったし、とても期待を持てる。
今シーズン17戦を無事に走り終えることができ、これまでサポートしてくれたスポンサーの皆さん、そして、私の活動を支えてくれた全ての皆さんに感謝したい。
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ハラルド・エッケル (カワサキ・レーシングチーム 監督)

ついに困難で、そして時折不運もあったシーズンが終了した。今回はライダー2人にとっても大変なレースだったね。真矢、アレックスの怪我は今年のシーズンを象徴しているかのようだった。でも、2人とも今日は本当に良くやってくれた。
来年のより良い結果を勝ち取るため、カワサキ、ブリヂストンはもう動き始めている。2人のライダーをはじめ、今シーズン献身的に働いてくれた全てのスタッフに感謝したい。
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