MARLBORO MALAYSIAN MOTORCYCLE G.P.
2005年 MotoGP 世界選手権シリーズ 第13戦
セパン(マレーシア)〔9月25日(日) 決勝 天気 晴れ〕


#56 中野真矢 〔予選4位 決勝リタイア 総合ランキング10位〕

マレーシアはテストでも走っているし、データも揃っていたので最初のうちからとばしていく事ができた。予選は順調に4位で終えることができ、タイヤもバイクのセットアップもある程度決まっていたので、決勝ではトップグループが見える争いがしたいなと意気込んでいた。
決勝では、スタート直後の1コーナーでの混乱もうまく避け3位で通過し、その後も前を行くマルコ・メランドリ選手を交わして、2位で1周目を帰ってきた。さらに2番手争いをしながら、トップを追いかけようとしている矢先、突然最終コーナーでセテ・ジベルノー選手がブレーキングをミスしたらしく、イン側から接触されてしまい2台とも転倒。そのままレースを終えることになった。
今回のレースでは、ブリヂストンタイヤもすごく良くチャンスがあったのだが、これがレースなので仕方がない。しかし、このようなチャンスはこれから何度でも来ると思うので、気持ちを切り替え次のカタールでは頑張りたい。
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ハラルド・エッケル (カワサキ・レーシングチーム 監督)

真矢には非常に不運な日だったね。真矢はすばらしいスタートを決め3位を走るいいレースをしていた。セテはスタート直後にカルロス・チェカとの接触で、焦っていたようだ。その結果最終コーナーでブレーキングの判断を誤ったのだろう。あれは、本当に信じがたいミスだったし、我々にとっても茂木での残念な結果を払拭する大きなチャンスだっただけに、とても悔しいよ。
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