GRAN PREMI GAULOISES DE CATALUNYA
2005年 MotoGP 世界選手権シリーズ 第6戦
バルセロナ(スペイン)〔6月12日(日) 決勝 天気 晴れ〕


#56 中野真矢 〔予選12位 決勝9位 総合ランキング9位〕

1日目、2日目と、決勝に備え順調にタイヤやセッティングを決めていった。安定したタイムが出せていたのだが、それでもトップとの差が1秒以上あり厳しい戦いになると思っていた。
予選は、12番手とあまり良くなかったが、それでもコンスタントなラップタイムが出ており、決勝には手ごたえを感じていた。
決勝は1周目からいいペースで走ることができ、その後も少し離されてしまったが、トップも見える位置で走っていたので、何とか喰らい付いて行こうと思って走った。
しかし、中盤からペースが上がらず、後ろとも10秒以上差がついていたのにもかかわらず、結局最終ラップで追いつかれてしまい順位を落としてしまったのが非常に残念だ。
それでもブリヂストン勢では最上位でゴールし出来たことで、色々な意味で僕らのセッティングの方向性が間違っていないことが確認できた。
この調子を次に繋げたい。
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ハラルド・エックル (カワサキ・レーシングチーム監督)

今日はコース、そしてタイヤコンディション共に、我々にとっては非常に厳しいレースとなった。その中でも真矢は、またも堅実な走りで重要なポイントを獲得してくれた。真矢は良いスタートを切り、序盤Ninja ZX-RRのポテンシャルを見せ付ける強い走りを見せたね。
アレックスにとっては、難しいレースだった。真矢より柔らかめのタイヤを選んだのだが、耐久性が十分ではなかったようだ。結局ピットインしてタイヤを履きかえるしか手がなかったからね。
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