GRAN PREMIO MARLBORO DE ESPANA 2005年 MotoGP 世界選手権シリーズ 第４戦 ル・マン（フランス）〔5月15日(日)　決勝　天気　曇り〕

＃56　中野真矢　〔予選6位　決勝8位　総合ランキング7位〕 初日からペースを上げていくつもりで走行を始め、1日目、2日目の練習ではドライでもウェットでも、いいペースで走れており、その結果予選は2列目6位と、狙い通りの位置につけることができた。 決勝では良いスタートが決まり、序盤の何週かはトップグループでのレースができていたが、中盤、前のライダーを抜くのに戸惑っている間に、何台かにパスされてしまった。 終盤、ペースも安定し、前のライダーを追いかけようというところで、エンジンにミスファイアーが起こり、その後はペースを上げることができなかった。最後はエンジンをいたわりながらの走行となり、後ろを気にしながら何とか8位でゴールした。 トラブルが出てしまい残念だったが、今回はなんとしてもポイントを獲得しておきたかったので、今日の結果は、これからのチャンピオンシップを考えれば、悪くなかったと思う。

ハラルド･エックル　（カワサキ･レーシングチーム監督） 昨日の予選での真矢のすばらしいパフォーマンスから見れば、今日の結果はチーム皆にとって少し残念だ。トップ６を期待していたからね。 真矢がエンジンから異音とミスファイアを感じた為、エンジニアは、何が起きたのかまだ調査中だが、真矢はその状況下、的確な判断でポイントを獲得してくれた。

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