GRAN PREMIO MARLBORO DE ESPANA
2005年 MotoGP 世界選手権シリーズ 第2戦
エストリル(ポルトガル)〔4月17日(日) 決勝 天気 曇のち雨〕


#56 中野真矢 〔予選5位 決勝10位 総合ランキング8位〕

第2戦ポルトガルは、新しいエンジンで走るのは初めてだったので、練習、予選を通じて、ギアボックスやエンジンのセッティングを見直しながらの走行となった。
予選は10位だったが、前との差も少なかったし、決勝に向けてのセットアップも進んでいたので、そんなに気にならなかった。
決勝では、1週目11位で帰ってきて、前を行くグループを追いながらのレース展開となったが、中盤くらいから雨が降り始め、路面コンディションを見ながらの走行になった。そのためペース配分が難しく、一時雨が強くなってきたときに、前を行く何台かが転倒したので、自分も転倒しないよう、自分のペースを守り完走することに専念した。
最終的に8位でゴール。もう少し前に行きたかったが、今日のコンディションを考えればポイントも獲得し、データも取れたので悪くはないポジションだと思う。
次の上海は、みんなにとって始めてのサーキットなので、すごく楽しみにしている。
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依田一郎 (カワサキ・レーシングチーム テクニカルディレクター)

この難しいコンディションの中でポイントを獲得できたことは嬉しい。今週は我々の弱点を解析するよい機会となった。そして、それを早く克服しないとね。エンジン開発とそのマネージメントシステムを重点的に。シャーシとブリヂストンタイヤはいい感じだ。
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ハラルド・エックル (カワサキ・レーシングチーム監督)

ライダーには大変なこの不安定な天気の中で、この結果には満足している。真矢はベストと言えるスタートではなかったかもしれないが、その後はコンスタントにラップタイムを重ね、チャンピオンシップを戦う上で非常に価値のあるポイントを獲得する、とても良い仕事をしたよ。
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空Office48