2004年 MotoGP 世界選手権シリーズ第14戦
セパン(マレーシア) 〔10月10日(日) 決勝 天気 晴れ〕

#56 中野真矢 〔予選3位 決勝8位 総合ランキング12位〕

マレーシアはカワサキに移籍して初めて冬のテストをしたコースだし、ある程度データもあるので、落ち着いて走り始めることができた。初日から調子良くセッティングが進んでいき、予選では今季初のフロントロー3番グリッドを獲得することができた。
決勝はスタートで出遅れて1周目10番手で帰ってきたが、そこから追い上げて行くつもりだったが、周りのペースも速く序盤、中盤と前に付いていくだけしかできなかった。どうしても立ち上がりで離されてしまい、ブレーキングで追いつくという、とても苦しい展開が続いたが、ラスト2周ヤマハのカルロス・チェカ選手をパスし、8位でゴールした。予選結果から考えると、少々残念な結果だが、4位までの差も詰まっていたし、常に上位でレースをする選手の中での結果であることを考えれば、まずまずなのかもしれない。
今回完走したことで課題も多く見つかったので、これを残り2戦に生かしていきたい。
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ハラルド・エックル (カワサキ・レーシングチーム監督)

フロントローをからのスタートで8位になってしまったが、結果には満足している。真矢はスタートで遅れそして、1コーナーで他のライダーと接触してしまいながらも、その後はすばらしい仕事をした。彼はペースを上げセテ・ジベルナウや玉田 誠を含むライバル達と同じペースでラップを刻んでいった。最後にカルロス・チェカを抜いたことが、とても重要だったね。
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