2004年 MotoGP 世界選手権シリーズ第11戦
エストリル(ポルトガル) 〔9月5日(日) 決勝 天気 晴れ〕

#56 中野真矢 〔予選12位 決勝 11位 総合ランキング13位〕

今回は、特にブレーキングやハイスピードコーナーを中心にセッティングを進めていった。セッティングを進めていくと、ある程度良い感触では走れるのだが、そこからラップタイムUPを図ろうとすると問題が出て来た。結果12位で予選は終えたのだが、トップとは差があったので、レースでは厳しくなりそうなことは予想できた。
決勝のスタート直前、グリッドでオイル漏れが見つかり、結局スペアカーに乗り換えて最後尾からのスタートとなってしまった。1周目に順位を上げることが出来たが、それ以降はラップタイムが上がらない苦しいレースが続いた。終盤に何台か交わして11位でゴールすることが出来たが、セッティングやトラブルを含めて、ちょっと悔いの残るレースとなった。
また明日テストがあるので、次のホームGPである茂木に向けて、少しでもいいセッティングを見つけたい。
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ハラルド・エックル (カワサキ・レーシングチーム監督)

真矢のレースバイクにオイル漏れが見つかり、安全を考えスペアマシンでのレースを選択した。この難しい状況の中で、真矢はすばらしい仕事をしてくれた。2人ともポイント圏内でゴールすることが出来たが、次のステップアップをするためには、まだエンジン開発を進めていかなければならないのは明白だ。
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