2003年 MotoGP 世界選手権シリーズ第11戦
エストリル(ポルトガル) 〔9月7日(日) 決勝 天気 晴れ〕

#56 中野真矢 〔予選6位 決勝12位 総合ランキング10位〕

予選では、2日目の朝のフリー走行までなかなかリズムに乗れなかったが、午後の予選に入ってからは、オートバイのセッティングも自分自身も攻めることができるようになり、バルセロナGP以来の2列目6番グリッドを獲得することが出来た。久しぶりに攻められる感触を掴んで、決勝レースに向けても手ごたえを感じていた。
決勝は、スタートもうまく決まり、3,4ラップまではいいペースで走れていた。決勝レースではハードブレーキングになるのだが、前回の転倒で傷めた肩がまだ万全ではなく、ブレーキングのたびに他のライダーに抜かれることになってしまった。しかし、最終ラップでオリビエ・ジャック選手を抜くことが出来たのは、今回唯一楽しめたポイントであった。
予選の結果を考えると、決勝の12位と言う順位は非常に残念であるが、残り5戦のためにも早く体調を万全にして次のリオGPに臨みたい。
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ルイス・ダンティーン (ヤマハ・ダンティーン監督)

今回のレースで順位を落とさずにいられたことは幸いだった。今一番重要なことは、真矢が万全の体調を取り戻し、リオGPに臨めることだね。
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