A-STYLE GRAND PRIX OF JAPAN
2006年 MotoGP 世界選手権シリーズ 第4戦
上海(中国)〔5月14日(日) 決勝 天気 晴れ〕
#56 中野真矢 〔予選4位 決勝10位 総合ランキング9位〕
2回目の開催となる、上海GP。
予選では、途中雨がぱらつき中断などもあったが、最終的にはドライのコンディションで臨むことができ、フロントローは逃したが、自分でも満足のいくタイムで4番手を獲得する事ができた。
決勝は、スタートから1周目、2周目といい感じで走れ、フロントグループで他のライダーともバトルができていたので、手ごたえは感じていた。
しかしその後、問題を抱えている立ち上がりでのトラクション不足や、エンジンのアグレッシブで扱いにくい部分が出てきてしまい、コーナーの立ち上がりで遅れ、そこで追いつかれストレートで抜かれてしまうという苦しい展開になってしまい、周回ごとに順位を落としてしまった。
予選を考えれば悔しいレースとなったが、第2戦、第3戦のカタール、トルコGP と比べれば少しはレースをしたという充実感はあるので、今は自分のできるベストを尽くしたいと思う。
ハラルド・エックル (カワサキ・レーシングチーム監督)
トップ争いをするために、我々は何か対策を施さなければならない状況にあることは明白だ。
今週は、MotoGP の中で最も長いストレートを持つこのサーキットで、平均10Km/h ものトップスピードの差があった。これを克服するために、ライダーは他の部分でプッシュしなければならず、タイヤを消耗せざるをえなかった。
2人ともタイヤに悩まされていたが、真矢のフロントタイヤの件は、トップスピード不足に比べればたいした問題ではない。エンジンからトップスピード引き出すことも必要だが、なぜ問題が出るのか突き止める必要もある。
次のルマンGP までに解決法を見つけるには時間がないが、可能であると臨むよ。
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