CINZANO BRITISH GRAND PRIX
2005年 MotoGP 世界選手権シリーズ 第9戦
ドニントンパーク(イギリス)〔7月24日(日) 決勝 天気 雨〕


#56 中野真矢 〔予選12位 決勝リタイア 総合ランキング9位〕

今回は練習からリアのトラクション不足に悩まされ、なかなかタイムアップすることが出来なかった。それでもセットアップを重ねるうちに少しずつ良くなり、予選はあまり良くなかったが、4列目ギリギリで12番手をとることができた。
決勝は雨だったが、朝のフリー走行では雨のセットアップもそれほど悪くない感じだったので、今回は厳しい中でも何とかトップ10には入りたいと思っていた。
しかし、スタートからクラッチの問題が出てエンジンがストールしてしまい、スタートのやり直しの原因を作ってしまった。その後もレース中はクラッチの切れが悪く、何度かギアが抜ける症状が出て、最後は1コーナーに入る時またギアが抜けてしまい、止まれずに転倒してしまった。
今回はトラブルが出なくても難しいレースになっていたと思うが、転倒者がいたので何とかポイントを取れればと思っていた。
しかし、次のドイツGPはすぐに来るので気を取り直してがんばりたい。
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依田一郎 (カワサキ・レーシングチーム テクニカルディレクター)

調査してみなければ分からないが、どうやら真矢のバイクはクラッチが開かず、その結果ダウンシフトの問題が生じてしまったようだ。ブリヂストンは再び激しい雨の状況で、そのポテンシャルを見せ付けたね。
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